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2008/04/19

満月が涙に滲む夜

友人が急逝しました。大学で出会って大学の外であれしてこれして。
アパートの部屋中にばらしたバイクのエンジンを広げ、組み直してエンジンがまた回った感動の日。Nifty-serve。Cernからmosaic。modemでppp,pppd、NTTにお賽銭。Linuxがやっとver.1になったのを見届けた頃。telnetを通してwww。深夜の支笏湖辺りの林道徘徊。夜の鳥の鳴き声と暗闇。星空。焚き火。

思い出すだけで涙が止まりません。こうして書いている間も。我慢する事も無いから、泣く。ただ、悲しいから、泣く。ねぇ、俺、どんなものを創り上げたら貴方に面白いねと言ってもらえるんだろう。もう二度とそんな話もできなくなってしまった。山のような本に囲まれながら、貴方は逝ってしまった。何の気のない深夜の会話、何度、地に落ちてしまった僕の好奇心を拾い上げてもらった事だろう。ありがとう。

今はただ、安らかに。安らかに。夜空を見上げて祈ります。星は滲んでよく見えないけれど。いつかそのうち、都会の灯を離れて、学生時代に見上げたような、森の中から、もっと多くの星を見上げながら。祈る事にしよう。

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