文化・芸術

2011/07/31

読んだ本の覚え書き 11

超久しぶりの更新です。最終エントリーからは1年半ぶり。
2009/2の読んだ本の覚え書き 9で「人を動かす D・カーネギー (著)」を読んだ時のことが書いてあるわけですが、全く別のところで、この本の名前が話題に上りました。確か読んだことがある気がする、でも自信ないな、と自分のブログを久しぶりに見返して思い出した次第。おお、覚え書きの意味があったなぁと。そんなわけで、随分の期間スキップしていますが、覚え書きくらいは再開しようかな、と。

●京都の流儀 徳力龍之介(著) 木楽舎
 ANAの機内誌を読んでいて、面白いなと思っていたコラムがありまして、それが一冊の本になったものです。冬にお仕事で芸者さんがお酌をしてくれるというところで会食をしました。(初体験。仕事だからとても緊張していたし、二度と無いと思います。)祇園の粋な遊び方、教えます、と帯に書いてありますが、自分には縁のない世界のことが一杯書いてあります。知識として、興味があって読みました。面白かったけれど、ジャンボジェットの操縦法を知っているからと言って・・・みたいな異世界のお話し(笑)。

●こんにちは バイマーヤンジンです。 バイマーヤンジン(著) 致知出版社
 日本人と結婚して日本にお嫁さんに来られたチベット人女性の講演を本にしたものです。山に登っていたから、なんとなくチベットには憧れみたいなものを持っているのですが、実際にそこで育った方が日本に暮らして感じる直接的な対比はインパクトがあります。あっという間に読んでしまいました。チベットから四川に出て大学であったエピソードは悲しいものでしたが、教員として採用されるまでのご本人の努力と忍耐は本当に凄いと思いました。

このエントリーを書くきっかけになった、「道は開ける」D・カーネギー、カミさんが本棚から出してきてくれました。まだ読んでませんでした・・・。

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2009/02/01

読んだ本の覚え書き 9

前回覚え書きを書いた頃、外は真っ白と書きました。今日から2月だと言うのに、朝窓から見える外の道路はアスファルトが出ています。自転車に乗っている人もちらほら。午後から吹雪模様で久しぶりに白い世界になりました。

読んだ本、今回も覚えている範囲で-。

●ルポ 貧困大国アメリカ  堤 未果(著) 岩波新書
 とある人から貸して頂きました。世間で騒がれているサブプライムローン、それがどういう物なのか繰り返し繰り返しそのタームが使われるのを聞いて、判ったような気になっておりました。これを読んで、もう少し判ったような気になれた気がします。その他、高いと言われている医療費のお話などなど。この本が真実の全てを述べていると考えるのは早計ですが、富める者がさらに富み、貧しい者が浮上するのはことさらに難しい社会システムを垣間見ることができた本でした。

●頭のいい子が育つパパの習慣 清水 克彦(著) PHP文庫
 なんだか昔読んだ気がするなぁ、と読みながら思いました。そして、自分のブログの覚え書きを見てみると、いろいろな発見が。覚え書きが通番でこのエントリーが「9」ですが、それ以前にも似たようなエントリーを書いていて、「9」ってのは便宜上って発見。そして、きっとこの本は読んだことがあるのだけれど多分、覚え書きには書いてないみたい。なにかの雑誌の連載とかなのかな。
 などと言う感想を書くことに意味があるのか無いのか。読んだかどうかはっきりと覚えていないような読み方で読む意義があるのかとか思うわけですが、読みながら既に知ってることばかりな気がして読み飛ばすように読んだ、と言うことは読んだ記憶が残っている訳で、それはそれでいいのかな、と・・・うーん。


●ユダヤ人大富豪の教え コミック板 (1),(2) 本田 健(著), 今谷 鉄柱(画) だいわ文庫
 ちょっと前に本屋さんに並んでいて手に取ったけれど買わなかった本がどれだったか判らなくなって探しています。その本はまだ見つからないのですが、探す過程で他の本を買ってしまいます。嗚呼。
 大富豪、憧れます。さぁ、僕も仲間に!! なんて邪な考えを持ってこの本を手に取る人多数??かどうか判りませんが、これもどこかで読んだようなとか昔知ったようなことが、出てくる訳です。
 タオイズム、シンクロニシティ、確かどちらかの単語が(1),(2)どちらかの一場面で出てきたのですが、そう言う昔、ちょっと傾倒した心理関係と通じるところがあるのだな、と思いました。知っていること、それを実践しているか、できるかどうか、また信じられるかどうか、これが分かれ目であるかのようなことが書かれています。その通りだと思います・・・。


●ユダヤ5000年の教え ラビ・マービン・トケイヤー(編著) 加瀬 英明(訳) 実業之日本社
 上の本を読んでいたら、カミさんが読む?と持ってきてくれました。副題は「世界の富を動かすユダヤ人の原点を格言で学ぶ」です。ユダヤ教、そしてユダヤ人に関しては断片的にしか今まで知ることは無かったですし、"ラビ"と言う言葉、確か先月ぐらいのクーリエ・ジャポンだったかな、食の安全の面から"ラビ"が古より伝わる方法に則って扱う食肉に関する記事が載っていたのを覚えていたぐらいで、何かを「知っている」と言うにはほど遠い。ちょうど良い機会ですので読んでみました。知らないことを知ることができ、知っていたかのようなことが幾つか、点と点がいくつか線で繋がりました。ユダヤの方々がどう思われるかは判りませんが、日本人とは似ているところもあるのかな、と感じました。


●江戸の躾と子育て 中江 克巳(著) 祥伝社新書
 ユダヤの方々は宗教上の点から識字率は100%。古き日本も100%とは言えずとも宗教的背景や社会的拘束はなくても江戸の市民レベルで70-80%、武士であれば100%と世界的には高い割合であったそうです。そんな頃の子育てや教育のお話で大変興味深かったです。
 当時は女性が子供を座った状態で産むのが常態であったとか、そしてその後数日間、横にならせず座ったまま、さらに眠らないようにしていたとか、大変な驚きでした。寺子屋の様子がこれまた想像を超えていました。うーん、立方根を手計算で開くとか、自分は無理です。寺子屋に負けています。レベル高っ。面白かったのが、言うことを聞かない罰に、片手に線香、片手に水の入った茶碗を持って立たされている悪戯坊主の図。さしずめ水の入ったバケツを持って廊下で立っている図、みたいなものでしょうか。(自分は実際に見たことも体験したこともないのですが。)


●制服概論 酒井 順子 (著) 文春文庫
 これも↑で書いた、探している文庫本を見つける過程で、気になって手に取った本。平積みになってました(言い訳)。一部、空想世界の制服にも言及が有った気がしますが、現実世界の制服論として面白く読めました(と真面目な物言いで終了。)


●2時間でわかる外国為替 小口 幸伸(著) 朝日新書
 週間 東洋経済だったかの書評に載っていたのを見て購入。外資銀行のディーリングのシミュレーションの様子、そしてそのシミュレーションの結果と参加者のその後とか、所謂「中の人」のことが大変興味深かったです。これを読んで儲けられる、そんな甘いもんではないですが、少なくとも実際に生業としてそれを行ってきた方の本として大変参考になったと思います。


●人を動かす D・カーネギー (著) 創元社
 世界的ロングセラーだそうです。ある日、本屋に行くとき、カミさんに「道は開ける」と言うこの著者の本を買ってきて、と頼まれました。見つけたときに隣にあった本。道は開けるの方は私はまだ読んでいません。長い年月を掛けてこの体裁になった本だそうです。一つ一つはシンプルな行動論だと思います。ただ、それを適切なときに思い出す、または自らの意識下でそれをできるかどうか、常に意識して実践していく繰り返しが必要なのだと思います。皆が聖人君子ではないから、こういう本が存在するわけですが、でも、自制、自省を求めて手に取る本としては、数あまたある類書の中では、きっと皆が良いと考えて残ってきている良書なのだろうと思いました。


●図説 地図とあらすじでわかる! 古事記と日本書紀 坂本 勝(監修) 青春出版社
 先日、新聞広告にこの本が載っておりまして、「図説、ほぉ、地図とあらすじ、ほぉ、見てみたいな、この本。」とぼそっと言ったら「これ、あるよ。」とカミさん。本棚から出てきたので早速。
 図説と言うほど図がもの凄く懇切丁寧と言うわけでもなく、地図もほどほど、なんだかタイトルに偽りありのような気もしますが、古事記と日本書紀、それぞれの意義と立場を明らかに解説しながら書かれており、そう言う点からは読みやすい本だと思いました。表紙の下に「なるほど、そういう話だったのか!「記紀」の違いから、日本人の原点を知る本」とありまして、此方の方がよほど本書の内容を適切に表しています。

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2008/11/30

読んだ本の覚え書き 8

気がつけば明日は12月。前にエントリーを書いてから約4ヶ月の歳月が・・・。窓から見える風景は、すでに雪で真っ白。日中は吹雪いていたし。冬です。

読んだ本、幾つかありますが覚えている範囲で書名を列挙。

●失敗の本質―日本軍の組織論的研究 中公文庫(文庫本)
 全然関係ないけど、中国奥地での攻防のお話が、偶然全く別の機会に会話で出てきました。この本を手に取っていなければ話が続かなかったかと思うと、どこでどう、なにが話題になるのか判らないものだなぁと思いました。

●即戦力の人心術 ― 部下を持つすべての人に役立つ マイケル アブラショフ著 三笠書房
 海軍きってのダメ駆逐艦を短い間に優れた作戦遂行能力を持った艦にした艦長のお話。上に立つ人として読むってより、上に立つ人が読んで欲しいなぁ、と言う感想を持った私は他力本願のダメ上司かもしれません。はい、自覚してます。

●Q&A日本経済100の常識〈2008年版〉日本経済新聞出版社
 見開きで書いてあるので読みやすいと言えば読みやすいけど、さらっと見ていったら本が終わった・・・。正直少し物足りない。

●太平洋戦争がよくわかる本(愛蔵版) 太平洋戦争研究会著 PHP研究所
 一応、知識として。ジパング(マンガ)読んで、少しおさらいしたいな、とか。

●初めてでもよくわかる!!経済指標50 大和証券投資情報部 (編集) セキ
 書店のレジが混んでいて、並ぶのが嫌で一回りしているうちに目について購入。耳にするけど実はよく知らない、と言う経済指標を勉強してみようと思ったのですが、他にもっと良い本があるような気がします。一覧表として使い勝手が良いわけでもなく。

●隣の子どもはどうやって東大に行ったのか──東大生親子1000人に聞いた子育て術 「東大脳」研究会著 講談社
 自分の子供を東大にやりたい、とは正直全く思っていませんが、カミさんが読んでたのをかっぱらって読みました。2,3時間。塾っつーもんが通いたくても存在しない田舎街で育った自分には特に驚くようなことは書いてなかった普通の日常が書いてあるような気がしました。でも、都会、都市部ではこれは参考にして実践するような、他とは違う特別なこと、になっているのかもしれません。なんだか良く判らない感想。

●なぜあの人は人前で話すのがうまいのか 中谷彰宏 ダイヤモンド社
 このリストを書こうとして読んだのを思い出した本(カミさんに他になんか本最近読んでたっけ、と聞いたら出てきた)。書いてあることは確かにその通りだと思いますが、そんなに目新しい感じもしなかったし、一冊の本にするには中身が・・・。あっという間に読み終わった筈。

●他にあったかなかったか・・・。取り敢えずこの辺で。

○気力や集中力やあれやらこれやらの関係で、読み終わらず積み上がっている本が多数。薄味の本の読んだ冊数だけを増やしても仕方がないんですが・・・。今日もハードカバーを2冊買ってしまった。文庫本に至ってはSF物とか歴史物とか、楽しく読みたい物を温存?本棚の一角が未読本格納庫になってしまいました。いかんいかん・・・。
 自分の書いた記事の掲載号、見本誌が送られてきたので欲しいと言う親に送るために探したけれど見つからない。届いてないか、届いた少ない分がもう買われちゃったか、そもそも置くのを辞めちゃったか(涙)。ああ、マイナー業界紙(笑)。今度行ってなかったらおとなしく注文しましょ。

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2008/06/16

Shinnorie メッセンジャーバックに入る本

Shinnorie メッセンジャーバックについてコメントを頂きました。
タイトルとあまり関係ないですが、読んだ本の覚え書き 7

このバッグに厚さ3cm程の本が3冊入るかどうかと言うお問い合わせでした。先日、写真を撮ってみました。遅くなりましたが以下のような感じです。

バッグに入れてみた本。コメント頂いた方が医学生さんらしいので、同僚の本棚を眺めて関係ありそうで厚さ3cmほどなものを探しました。なかなかそう言うのって見つからないものですが(当然か・・・)、2.5cmなものを発見して借りました。これなら同じ本がどこかにあるのでは?なかったらごめんなさい。その他は同じような厚さの本を持って来ただけですので後ろ向き。(サムネイルはクリックで640x480に拡大します。なんだか縮小が汚いですが記録用途なのでご容赦ください。)

Contents

これを入れたのが次の写真。(普段入れている他のものは一旦全部出しました。)
がんの〜の本がパソコンを入れるコンパートメントに入っています。

Sibgin1

もう少し入りそうです。
厚さ1cm程の本を2冊追加。空いたスペースに500mlのペットボトル。

Sibgin2

ちょっと辛い感じになります。ふたのマグネットは定位置にあります。これ以上モノを入れてバッグ本体の厚さが増すと、ふた固定のマグネットが定位置でなくなります。
 
 

普段入っているもの。これぐらいなら問題ないです。Tシャツ+菓子パン+缶コーヒーをいれると大体ぎりぎりになるくらいです。

Dailyinit

MacBook ProがいつのまにかMacBookクロになってますが・・・。手に入れた経緯、書いてなかった気がします。今のメインはこちらを使ってます。通勤で使っているのは、「シティー3ウェイプラス」です。これだと↑ぐらいは余裕で飲み込んで、さらに着替え、文庫本数冊、菓子パンぐらいは問題ないです。ただ、こちらは先日別の問題が・・・。

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2008/06/05

読んだ本の覚え書き 7

良く行く本屋のスタンプカードの進み具合を見ると、結構買っているようで、でも読んでいるような居ないような。雑誌も流し読みして全部読み終わらず後で・・・と積んでおくと次の号が。


●謎解きフェルメール 小林頼子 朽木ゆり子著 新潮社

ちょっと気になったフェルメールの本。美術関係の本を読んだのは超ひさびさ。時代を追ってその画家の作風を追っ掛けるのは面白いです。この絵が好きだ、いいな、と思った作品がちょうど脂ののった時期と重なっているとなんだか嬉しい気がします。贋作のお話しとかルパン三世宜しく盗難のお話しとか、そう言うのもお話しとして読むと楽しいですが、当事者にとっては堪らないことでしょう。
ちょっと前にフェルメールの絵の光が好きだとかなんとか書いた気がします。そう言う点もこの画家の作風の構成要素なのだそうです。僕の場合、絵を見ると言うより、撮ってみたい写真、できあがりの光加減がこんな風だといいな、みたいな斜め方向からの好みな訳ですが、別次元のベクトルが一部重なるようでこの辺もちょっと嬉しかったり。


●本は10冊同時に読め! 成毛 眞著 三笠書房

本を10冊同時に読むためのノウハウ本、ではありません。どっちかっていうと、タイトルの内容よりもむしろ、いろんなジャンルの本を読むとためになりますよ、って内容が主体です。本、読むのが楽しければ読めばいいし、楽しくなければ無理して読まなくってもいいと思います。好きで読んでいる人がこの本を読むと、そうだよねー、と感じるところは多いのではないかと。ただし。本をいっぱい読んだから社長とか経営者とかになれるかって言うと残念ながらそうでもないよな、と自分を見て思うのでありました。もちろん、そのポテンシャル、可能性が増す、と言う話ならそうかもな、とは思います。別荘とかあって本を置いておくスペースがあれば、買った本を処分しないでいられるのですが・・・。結婚以来、どんどん蔵書はスペースの都合上、減る一方です。すんません、稼ぎ少なくて。


●サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法 池上 正著 小学館

自分がやってきたスポーツで、記憶に残る先輩の一言がいくつかあります。それがきっかけでチャレンジのとっかかりになったり、寸暇を惜しんで練習するようになったり。結果、できない事ができるようになったり、より困難(まぁ、それは絶対的なものではなく自分の中での物ではありますが)な課題に挑戦したりすることになったのでした。やれと言われて闇雲にやって、なにかが進んだかと言うとあまりそう言う記憶はないです。もちろんそう言う体験を無理矢理、進歩の役に立ったと関連づけて記述する事も不可能ではないのでしょうが・・・。
少なくとも、ガキと呼んで差し支えない年頃の子どもにポジション争いの競争を仕掛けたり、仲間内での序列を(大人の方から)付けるようなスポーツには子どもを参加させたくないと思っています。自分を高めることで結果的にセレクションを勝ち取るのと、他人の足を引っ張って自分を優位に立たせることの違い、を認識して自分で振る舞えるようになる年頃までは。
そんな訳で、なにかの大会に出て優勝しなければならない、結果はこうあらなければならない、とか、結果を勝ち取るために(方法論としての)最短距離を突っ走らせるスポ根少年団関係の方々とか、厳しい鍛錬が技を磨きそして精神力も養えるみたいに、ありがちな精神論至上主義が良いと信じる類いの人々は近寄らない方が良い本です。多分、相容れないと思いますので。もちろん、自分の体験上「学校の部活」で時々居た、この本に出てくる「悪いコーチ」みたいな人がこの本を読んでくれたらいいなぁ、と思いますけど、多分、手に取っても全部読まないうちに放り投げられちゃうんだろうなぁ。
全体を或る一定レベル以上に仕上げなければならない軍事教練みたいなのと、伸びる人には伸びるような指導をして、したくない人は別にやらせなくても問題が無い、子供の余暇スポーツは別物だと思うんです。

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2007/10/08

読んだ本の覚え書き 6

月に数回、仕事のサイクルで地の底まで体力的、精神的に沈んでしまう昨今ですが、やっと戻ってきました。大波で回復に大体一週間、小波で数日掛かるようです。仕事全体の生産性の点からは非常に損失に思うんですが・・・。

さて、家の中に転がっている、気力のあるときに入手した本、カミさんが買ってきた本などなどを、落ち込んだ気力の回復と共にやっつけます。と言うか、なにかしら本を読んでいるのが普通なのに、それをする気分でなくなる状態があるサイクルでやってきちゃうんですな。。。

●幼児化する日本社会 "拝金主義と反知性主義" 榊原英資著 東洋経済社

週間東洋経済の広告にいつか載っていて読んでみたいと思っていた本を、いつしかカミさんが買ってきていたのを発掘して読みました。これを読んでなるほど、とか、そうだなぁ、とか思う人は一緒に仕事をしている回りの人には結構な割合でいそうです。本の末章の最初のサブタイトル「おカネではなく知識が価値を生む」は、そう言う日本にならなければと言う主張ですが、全くその通りだと思います。そもそも、自分が東洋経済だとか経済関係の本を結構読むようになったのも、そう言う世の中の流れとは無縁とは言えません。技術、知識、為したことに対するまっとうなリスペクトがお金と等価交換とは言えないにしろ、ある一定の価値を持ち続けていたら最近の拝金主義(と言うと言い過ぎかもしれませんが、この本の中ではそう言う記述)が過度に台頭することはなかったと思いますし、知的努力に対する無力感があちらこちらに漂うこともなかったでしょう。さて、これからの日本はどうなるのでしょうか。


●ホワイトカラーは給料ドロボーか? 門倉貴史著 光文社新書
深夜のテレビでやっていた、総務部門を国外にアウトソーシングする番組を仕事場で見ていて上司と話をする機会があってその件で手にとって読んだ本ですが、そのこと自体についてはなんかあまり関係ないっていうか、参考にならなかったです。労働関係のマーケット性やそれにまつわる関連は知らなかったことも(当然ながら)一杯あって知識としては読んで良かったかも。ただ、頭に余り残ってません・・・。

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2007/09/09

読んだ本の覚え書き 5

覚え書きを書いておかないと何を読んだか忘れてしまう。
忘れるんだったら読まなきゃいいだろ、と思うけど、本屋に行くとついやられちゃうのよね。
「4」の後に、紙袋を4っつ持って某チェーン店へ売りに行ったので、随分抜けた気がします。

●国家情報戦略 佐藤優 Koh Young Choul(漢字が出せなかったので英語で)著 講談社+α文庫
●環境問題はなぜウソがまかり通るのか 武田邦彦著 洋泉社
●新聞社 破綻したビジネスモデル 河内孝著 新潮新書
●外国人投資家 菊地正俊著 洋泉社
●2ちゃんねるはなぜ潰れないのか 西村博之著 扶桑社新書
●ウェブ進化論 梅田望夫著 ちくま新書
●なんか空間の本を2冊(もう売っちゃったらしい)
●その他・・・なんだったかな。


ここ暫く(4とこのエントリーを書く間)、小難しいお話しや、いつかなんかの役に立つだろーとか、そんなものに対して興味が持てなくなるような後ろ向きな時期、と言うか、もーどーでもいいやーな期間が断続的に継続中。そんなこんなで、話題には良くのぼるけど恥ずかしながら実はまだ読んでませーん、な作品を狙って。

「銀河英雄伝説」、「エリア88」、を最初から最後まで。
その他、メジャーなのかマイナーなのかよく知らないけど、「俺たちのフィールド」と言うサッカーマンガを通しで読んで、ちょっと触発されちゃって「キャプテン翼」(懐かしい・・・)、過去には通して読んでいないので、読んでいる途中。懐かしいシーンが出てきてます。それからマンガ、「ジパング」は最新刊まで(と思ったら31巻が出ていたのを今日見つけて、読んだのは30巻までのようだ。買わなくちゃ。)。こんなもんだったかな。
普段パソコンに向かっていた時間の振り分け方が変わると趣もあさってや斜め上の方向にささっと変化。まぁ、逃避っすね。恐らく、一生の今までのうちで一番マンガを読んだ期間になると思われます。・・・いや、初めてかも。

概ね2週間に一回程度、数日間〜一週間続く、某空間および内部構成体とそれらとの間の相互関係についての修復行動と、それによって引き起こされるそれ以外の空間における無気力モードと睡魔との戦い、が出現中です。冬になるとさらに悪化するだろうな。原因は既知ですが、解決の手だてが手の内に無いのが痛い。離脱くらいしか思いつかん。・・・離脱しちゃった方がもっと、本、「買って」読めそうだなぁ・・・。
さて、これからどうしよう。

(夜中に書いて支離滅裂なところが多々あったので表現を修正しています。)

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2007/08/28

皆既月食と双眼鏡

ばっちり見えました。皆既月食。途中、少し雲が掛かることがありましたが、皆既になる瞬間、そして光が戻る瞬間、それぞれ堪能できました。子供達には・・・こういうゆっくりとしたイベントはどうやらあんまり面白くないみたいです(涙)。

今回は目視と双眼鏡を使いました。フィールドスコープ位は出しても良いかな、と思ったけどなんとなく。タンクロー 8x21と僕の常用のビクセン NEW Apex 8x24、カミさんのニコンHG 8x32。普段は鳥見用。

月を見るとそれぞれの特徴がもの凄く違うのを改めて再認識しました。HGは本当にクリアに見えます。8倍でこれ以上集光しても眩しいだけだと思います。Apexはもう少し光量があってもいいかな、コントラストはさすがにHGと比較すると少し落ちます。比較の上ではHG位のコントラストがあればこれ以上はあってもエクストラであって、必要十分以上と感じました。タンクローは中で反射が起きるのか像全面に光が回ってコントラストが著しく落ちています。昼間の鳥見では視野が狭いのが一番気になったのですが。まぁ、これら3者は価格差を考慮するともとより較べちゃ駄目〜、な程の差が有る訳ですけれど。
それにしては、Apexはそこそこ価格・性能比では検討していると思いました。結構小さいので普段、気軽にバッグに突っ込んで持ち歩くには良いサイズであり、取扱に過剰に気を遣わなくて良いなんとか上限程度の価格です。こういう扱いの良さも性能の一つかな。

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2007/07/27

赤い月とジュピター

久しぶりに天体望遠鏡を出して覗く。三脚が埃だらけ。接眼部のキャップが飛んでベランダへいっちゃった。なんて些細なあれこれはあるけど、窓際に設置して覗けるようになるまで正味4,5分。どうしてたったこれだけの作業なのにこんなに久しぶりなんだろう。気合いと気力の問題だな。

赤い月。そしてその上方には木星。気流があまり安定していない。暫く覗いていると縞模様が時々ふわっと数本浮かんで見える。次第に月の高度も街明かりに近づき、月の輪郭すら揺らいで見えるようになった。

全然見えないな。星。天空の星も地上の星も。

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2007/06/16

読んだ本の覚え書き 4

最近クソ忙しくて(下品ね)読み散らかし気味&読む気も起きないこの頃ですが何冊か読了。

●博士号 とる?とらない? 徹底大検証! 白楽ロックビル著 羊土社 2900円+税
    あなたが選ぶバイオ研究人生

バイオとか試験管とか、大学の実習では苦手で訳判らん嫌いな科目でしたがなんとなく帯の文句が気になって買ってきました。「日本の博士号システムは問題だらけ?! オーバードクター・ポスドクはどーなってるの?」云々。そうそう、OD、ポスドクって話には聞くけどなんだか良く解らん、と思っていたのでした。縁無かったし・・。

理系って恵まれないなぁ、やっぱり。と言うのが正直な感想、と言うか確認できたこと。最終章の一節をちょっと引用。

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 それまでの20年間は「研究至上主義」路線の「粉骨砕身、滅私奉公、仕事中毒」人生を過ごしてきたけれど、自分の目標である「日本社会の発展と世界人類の福祉」にどれだけ貢献できたのか? 「現状のバイオ実験研究を推進すれば世界人類は幸せになれるのか?」と疑問に思い始めた。

 優れた英文論文を書き、国際学会で招待講演をし、海外研究会も10カ国30数回でかけ(観光もした。スマン)、新聞に載り、テレビに出演し、本を書き、特許を取り、科研費の班長を務めた。しかし、この路線は、研究者個人の栄誉、富、権勢、社会的地位をあげるための行為であって、「日本社会の発展と世界人類の福祉のためでも、世界人類を幸せにするため」でもないことに気づき始めた。それに、「粉骨砕身、滅私奉公、仕事中毒」と言う価値観で世界人類の幸せを望んでも、その価値観や行動自身が自分の幸福を犠牲にしているので「なんか変である」ことにも気づき始めた。どうも従来の「研究至上主義」路線はマジイのではと思い始めたのだ。
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ちょっと長くなりましたが、特に最後の2文、これがこの本の根幹に流れています。どのルートを取っても、「研究至上主義」路線が根底にある以上、例え本流を歩み続けることができたとしても40歳台で上記思考に到達してしまうかもしれない、そう言うルートであるかもしれない、博士号を取ってそれを飯の種にするってのは。

好きなことやってるんだから忙しかったり給料安かったりしたり当然でしょ? と何処かで読んだり見たりしたような台詞が平然とこれら職種に向けられるのだったらなる人が少なくなるのも道理で、こんなんでいいんでしょうかねぇ。競争は激しく門戸も狭いのにその先にあるものはさして凄いものでもないのなら、誰も目指さなくなる訳で、そのあたりに存在する迷いを持つ人の多さが、本のタイトル、帯の言葉になっているのでしょう。

この本の最後の方、研究職以外の職はどんなものがあるか、ってのに一章が割かれていました・・・。ただし、刊行が2000年。7年も経ってます。状況は変わってると思います。良い方に変わったのでしょうか?(多分そんなことはなさそう・・)


●空間情報科学の挑戦 岡部篤行著 岩波書店 (岩波科学ライブラリー 81)
数学書のコーナーでぱらぱらっと見てなんとなく買ってきました。んー、ちょっと簡単すぎ、その割に網羅的でもない、うーん。要は「空間情報科学」と言うものがどういうモノかを啓蒙するための本であって、自分がタイトルから勝手に想像した、”空間に存在する森羅万象を情報化し処理する諸々について著述してある本"で無かっただけです。もっと社会学的な内容だっただけでした。子供と一緒に本屋に行ったときに、集中しないで選んで買っちゃった時に時々起こるmistakeでした・・・。


買ってきた本があと2冊。読みかけがざっと机の回りを見渡してみると5冊程。

環境の変化まで後数週間。何が悲しいって、本屋へ行って値段とかをあまり気にしないで本を買えなくなりそうなこと。百歩譲って、欲しい本が手にはいるとしても、その場で買えずにこれ買って欲しいと後から伝票書いたりして届くの待つなんて耐えられるかどうか・・。自分の知的好奇心は瞬間最大風速が時々吹くけど、それ以外の時間は微風か凪、時にagainst。どうなるかなー。

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